| エフエムかしま市民放送の開局までの背景と経緯 |
背 景(地域FM事業) |
鹿嶋市は、地域情報を 新たなメディアによって発信したいと考え、CATVや地域FM事業を1市2町の
広域的な事業として推進するため、平成2年頃から検討を開始しました。
地域FM放送局については、平成7年1月、阪神大震災を契機に、災害時における情報伝達媒体として、高い評価が得られた事から全国的に その設立が相次ぎ、当市へも各般から事業展開についての提案がなされた事を受け、市は その具体的な 可能性を探るため、平成8年度「鹿嶋市における地域情報化とコミュニティ放送の構想について」の調査を開始しました。
そのころ、市の独自の動きとは別に、鹿島都市開発株式会社の出先機関である鹿島インフォメーション・サロンが中心になり、1市2町の企画部門による 地域情報発信事業として
地域FM放送を取り上げ、その広域展開の可能性を研究課題として、平成8年度・平成9年度の2年間にわたり、先進事例の視察とあわせ、調査研究が行われましたが、隣接町との広域取り組みへの
合意形成が得られないまま、単に 調査研究として終了しています。
平成10年、市民交流・地域間交流の促進と地域情報発信によって、新たな街づくりを進めることが政策課題とされ、更に、2002年ワールドカップの開催都市として
絶大な成功に向かい、地元として 何等かの施策展開が求められた事から、ワールドカップ開催気運醸成を始め、さまざまな情報発信に向けた
新たな地域メディアとして、鹿嶋市単独による 地域FM推進事業の具体的な取り組みが
再度要請されるに至りました。
同年8月の勉強会を皮切りに、その実現性への調査研究と 鹿嶋市内の幾つかの事業所、団体等へ 企画提案を行い 事業化への感触を得るに至っています。
|
経 緯
|
| 平成11年1月: |
鹿嶋市企画部から、平成12年6月を開局予定として事業計画書を提出。
平成11年度 市一般会計 当初予算に、2,200万円の設立出資金をふくむ 総額2,660万円強の 計上がされ、本格的な 活動が始まる。 |
| 2月: |
監督官庁である郵政省(現総務省)関東電波監理局(以下電監)へ赴き、意向を伝達する。電監からは、既に
関東地域における電波配信が厳しい事と、開局後の経営で、厳しい環境が 予想されるなど事業着手に対する経営認識を強く求められる。 |
| 3月: |
市議会で 平成11年度予算が可決された事により出資企業の集約活動を開始。
資本金は 当初6,000万円、第2年次に4,000万円を集める事により 総額1億円を目標とする。 |
| 6月: |
市民放送事業計画書策定調査の業務委託を行い、改めて放送局開局に向け、市民ニーズ、電界強度、潜在電界調査、放送システム基本設計等 具体的な設立計画を策定。 |
| 7月: |
鹿嶋市 他28団体 86社(出資予定額9,770万円)へ 事業説明会を開催する。
経過報告と事業計画の賛同を得て、6社による設立発起人会へ 一任される。
(設立発起 6社 50,000千円)
また“広報かしま”を通じて 市民の皆さんへ 地域FM推進事業の広報を行う。 |
| 8月: |
設立発起人会を開催。
◎ 発起人会組合規約を承認可決。
商号をエフエムかしま市民放送株式会社とし、目的をコミュニティ放送事業他11事業、発行株式総数4,000株とする等の決定を得る。
◎ 取締役に岡見安定他7名及び監査役に下川利澄他1名、役員計10名を決定。
◎ 定款の承認を得る。本店は鹿嶋市に置くものとする。以上を決定。
(更に、その後の方針として、一般増資5,000万円を加える事により、開局時の資本金1億円として、会社運営の承認を得る。) |
| 9月: |
発起人会決定の定款について、所定の認証を終える。
又、鹿嶋市地域FM推進事業と 常勤取締役(2名)との 仮引継ぎを行う。
会社創立へ向けて鹿嶋市産業会館(現交流会館)内に 準備室を開設。 |
| 10月: |
無線局申請書作成 及び 申請業務の委託を 開始する。 |
| 11月: |
臨時取締役会を開催。
◎ 代表取締役の選任
◎ 本店所在地の決定
◎ 平成11年度事業計画 および 予算について 他2件を 承認可決。
(演奏所は、鹿嶋市産業会館(現交流会館)1階、送信所を鹿嶋市役所屋上として、試験放送を5月に予定しながら 体制整備を 急ぎたい旨報告する。)
同月30日 会社設立登記
鹿嶋市の地域FM推進事業のうち 放送局設立及び運営全てについて、その業務の一切を承継する。(但し、行政情報発信、緊急防災情報発信関連を除く) |
| 12月: |
“広報かしま”により、会社設立の経過について周知を図る。
|
| 平成12年1月27日: |
取締役会を開催。 ◎新株発行について 他1件を承認可決。 |
| 2月14日: |
臨時株主総会を開催。◎新株発行について他1件を提案可決 |
| 2月20日: |
市民放送ボランティア募集(“広報かしま”にて) |
| 2月29日: |
新株式発行1,000株(資本金増加 5,000万円) |
| 3月15日: |
株式登記完了 (資本金100,000,000円) |
| 3月25日: |
演奏室設備工事着工 |
| 5月10日: |
郵政省関東電気通信管理局に無線局免許申請 |
| 6月23日: |
株主総会 役員改選、平成11年度営業年度決算承認 |
| 7月24日: |
予備免許交付 |
| 7月25日: |
試験放送開始 |
| 8月 4日: |
無線局免許状交付 |
| 8月 7日: |
エフエムかしま市民放送局開局:本放送開始する。 |
|
|